今回のレンズは、ミノルタのレンズ交換式のフィルムカメラで使える広角レンズMC W.ROKKOR-HH 35mm F1.8です。
このレンズはミノルタのMCマウントのレンズで、MCマウントはMDマウント、SRマウントと同じ形で、機能的には少し異なるというものです。
35mmは広すぎない程度に画角を広げることができて、なかなかいい焦点距離だと思ってます。さらにこちらのレンズはF1.8と明るく、暗くなっても安心して使えるものですね。
ずっしりしてガラスがたっぷり詰まっている感じの重さです。
F1.8だとファインダーが明るくて見やすいです。ファインダーが元々見やすいのもあるとは思いますが
MC W.ROKKOR-HH 35mm F1.8作例
こちらの作例は主に東北で紅葉を撮ってきたものになります。
まずはポジでの作例ですが、いい発色です。
谷で光が届かない場所だったので、少し暗い状況だったのですが、F1.8と明るいレンズだったので、なんとかなりました。
逆光にもなかなか強くて、コントラストが低下することもなかったです。
そこそこ寄れるレンズだと思います。最短付近で撮ると広角でもボケが大きくなりますね。
終わりに
なかなかいい描写をするレンズだと思います。この時代だと広角で明るいレンズはそこまで多く無いのですが、そこそこの値段で手に入って使いやすいです。ただ同じミノルタだと35mm F2.8の方がだいぶ安価なので、明るさを取るか価格を取るかという選択を迫られてしまうという。いつかはF2.8の方も使ってみたいものです。
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