山手線の駅をそれぞれ1つのレンズを使ってフィルム1本分ずつスナップしていく企画の2駅目です。
今回は有楽町駅、東京駅のお隣です。
ちなみに前回はこちら
そして、レンズはTessar 50mm F2.8のM42マウント版にしました。
東京駅はライカのレンズ、そして有楽町駅はツァイスのレンズということで、最初に二大メーカーのレンズを使うという形になりました。
さらに両方とも3群4枚というレンズ構成だったりしますね。じゃあ同じじゃないかと言われますが、絞りの位置が…
ここまでご存知の方は相当のレンズ沼におられる方かと思われます笑
さて、こちらのTessarはだいぶ新しいバージョンだと思われますので、だいぶコントラストが良いのかなっと期待ですね。
有楽町と言いつつも、少し歩けば銀座ですね。今回は銀座も歩きつつ、スナップしてきました。

有楽町の皇居側は丸の内と一体化しているというか分かれ目が分かりませんね。これはおそらく有楽町と言っていいような気がする明治安田生命ビルです。この古代ギリシャ風の柱で有名ですね。

明治生命館は1934年(昭和9年)竣工ということで、時代的にはバルナックライカのDIIIが1933年登場だそうです。一眼レフの時代になる全然前の話ですね。

だいぶ有楽町駅に近づいてきまして、東京国際フォーラムです。
フォトスポットとして有名だと思います。外国からの観光客と思われる方も多く見かけます。ガイド本とかに載っているのでしょうか?

東京国際フォーラムは明治生命館と比べるとだいぶ新しい建物で1997年(平成9年)開館
ちなみに設計はラファエル・ヴィニオリ氏(米国)でして、彼の設計した建物は日本には他に無いようです。他にもあれば良かったのにな〜、残念。

それにしてもテッサーはシャープでいい写りです。

よく見るとレンガの意匠がいいですね。歴史を感じる気がします。

こちらは建て替えが決まっている新有楽町ビルヂング(ビルディングじゃない所がグッときますね・・・)
1969年竣工ということで、この時はすでに一眼レフが世に出ていますね。Nikon Fが1959年、F2が1971年という感じですから。
新有楽町ビルヂングですが、2028年に建替工事は完了する予定のようです、さてさて、どのような形になるのでしょうか・・・

逆光だとすごいことに

線路をくぐって駅の反対側に

銀座の数寄屋橋交差点と言えば有名ですよね。えっ何が有名ってニコンハウスがありましたから・・・(クラシックカメラ界隈感)。

もう少し銀座方面に進むと、銀座4丁目交差点。ここが一番有名ですかね?
銀座和光や三越がある交差点です。


建物の名前としては銀座プレイスというのですね。日産が入っているビルって認識しかなかった・・・

こちらのぐにゃりと曲がったビル。銀座を散歩するとその度に奇妙な外観が気になってしまう訳ですが、V88ビル(旧デビアス銀座ビルディング)というようです。

有楽町駅に戻ってきました
交通会館が左手に、奥にはマロニエゲート銀座が見えますね。

終わりに
有楽町編は以上です。東京駅周辺も有楽町駅周辺はどんどん新しいビルに建て替わったりして、数年もすれば新しい街に生まれ変わってそうですね。
最近では外国からの観光客もすごいですし、次はまた違った表情の街になるのは楽しみと言えば、楽しみです。
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