初めまして。ホセと言います。普段はD500で飛行機を撮ってまして、旅行カメラにはローライ35とX100Fを使ってます。
なぜフィルムカメラを使い始めたからと言うと、当時の職場が横浜で、通勤路に「カメラはスズキ(以下カメスズ)」と言うとんでもない沼の入り口があったのが原因です。ダメですよあんな沼の入り口があっては。
基本的にはレンズの写りがどうこうとか、写りがどうこう、よりも、ちょっと変わった機構のカメラが好きです。「ああ、こう言う事をしたかったんやな」みたいなのを考えるのが楽しいです。
さて、ローライ35の話をします。これもこんなに有名だから色々と許されるのであって、有名じゃなかったらだいぶ「変な」カメラです。
ローライ35との出会いは去年末のカメスズでした(こいついつもカメスズ行ってんな)。年末調整の返金でちょうど良いくらいの金額で売られてたので、店員さんに使い方を聞いて購入。カメスズさんマジカメラ安い。Nikon F2もここで買った。神。そのまま帰省時に使って「ええやん」と思って、以降割とどこに行くにも持って行ってます。
買った個体は黒色のシンガポール製35Tでした。ローライ35も「ドイツ製がいい!」とか「ゾナーがいい!」とか色々こだわるとキリがないみたいですが、いいんです、撮れれば。
普段はトライXを少しISO感度低めに設定して使ってます。割とバキバキの絵になっていいです。現実そのものというより、現実を何か違うものにレンダリングしたような絵になります。
ローライ35の一番の魅力は露出計です(小さいのがいい、って話は置いといて)。状況に応じてシャッター速度優先でも絞り優先でも撮れます。私は被写界深度の確保を優先してるので、先に絞り込んでから、シャッター速度を1/30くらいまでで設定するようにしてます。1/500に設定すれば飛行機だって撮れます。マジで。なかなか悪くない感じです。
レンズシャッターで小型なので、手とか腕とかの固定を頑張れば1/30あたりまではいけます。シャッター音も「チッ」みたいな軽い音が鳴るだけです。
海とか夕陽だってこんな感じ。
終わりに
巻き上げはゆっくりやるのがコツです。あまり強く巻き上げると、枚数を取り切っていた時にフィルムをちぎってしまいます。マジです。何回かやらかしました。
最近少し値上がってますが、まだまだ入手性がいいカメラだと思うし、ネットにも情報もユーザも多いです。ぜひ一度お試しください。
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