可変NDフィルターND2-400を使って、都市夜景の長時間露光をやってみました。
可変NDフィルター
NDフィルターは光量を下げる役割のフィルターで、通常のNDフィルターはその減光量は固定されているのですが、可変NDフィルターはその減光量を変更できる少し特殊なものです。
今回のフィルターの可変幅はND2からND400、ND2というのは光量を1/2にするという意味で1段の減光。もっとも暗いND400は光量1/400となって、段数で言うとおよそ8.5段の減光です。つまりこのフィルターは1枚で1段の減光から8.5段の減光ができるというものになります。
ND2とND400ではこんなに暗さが違いますね。
今回の使っている可変NDフィルターはK&F Concept よりいただきましてレビューしています。
可変NDフィルターについてはこちらでもう少し詳しく説明しています。
都市夜景での長時間露光作例
まず、どんな感じのが撮れたのかお見せしますが、こんな感じのものを撮ってきました。
だいたい1分近くシャッターを開けて撮ってます。こうゆう写真を撮るときは、シャッターを長く開けて光を軌跡として写し込むわけですが、いくら夜とは言えNDフィルター無しではどんなに絞り込んでもここまで露光時間を長くすることは難しいと思います。今回はこの可変NDフィルターでND400まで減光できるので露光時間を長くできるのです。
車の動きは信号と連動しているので、なるべく長い時間の露光ができた方が、一方の信号が青になった時の車の流れと、別の信号が青になってできる車の流れと両方とも1枚に写せるのでいいですね。そうでない場合は2枚撮っておいて後から合成なんていう手順になるでしょうか。
あと、NDフィルターがあると絞りをそこまで絞り込まなくていいのも良い点でした。F18とかにしてしまうと、それはそれで小絞りぼけが出てきてしまいますから。
もちろん、固定式のNDでも同じものが撮れると思いますが、その場で減光具合を変えられる可変NDは便利でした。今回はND300くらいで撮ってることが多かったです。ND400まで減光してしまうと、少し車のライトが暗くなってしまうパターンが多かったです(iso感度や絞りによりますが)。
終わりに
なかなか楽しい体験でした。スポットが重要なのはもちろんですが、タイミングによって車が少なかったり、車線変更する車や停車する車もあったりして、難しい部分もありました。
三脚はもちろん必須ですが、レリーズもあると撮りやすいですよ~
今回使用しましたND2-400フィルターにつきまして、K&F Concept様よりクーポンコードを頂いております。もし購入する方がいましたら、ぜひご使用になって下さいませ。公式の直販サイト及びアマゾンで使用できます。
↓公式の直販サイト、10% OFFクーポンコード:「 10kfjp 」(2021.10.31まで有効)
↓Amazon、10% OFFクーポンコード:「 9QWJOR8W 」(2021.9.31まで有効)
コメント