今でも人気のフィルムカメラの一つ「Natura Classica」を紹介していきます。
「Natura Classica」は富士フィルムから発売されたコンパクトフィルムカメラですが、フィルムカメラの時代でも後期に発売されていて、露出計はもちろん、オートフォーカス、自動巻き上げ、自動巻き戻しを搭載したフルオートのフィルムカメラになります。簡単に言うと「押せば撮れる」という超お気軽なカメラです。
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このカメラはズームも電動になっていて、ファインダーの画角もズームに合わせて変化する仕様になっています。色々シリーズがあるので、ズームの焦点距離範囲やF値はそれぞれ違いがあったりしますが、どれも人気なことには間違い無いですね。
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「Natura Classica」という名前は富士フイルムの当時販売していた超高感度フィルム「Natura 1600」と対応していて、Natura1600を入れると「ナチュラルフォトモード」という特別な設定が選べます。この「ナチュラルフォトモード」は少し明るめに撮影するというモードで、特に暗いときにフィルムの高感度さを頼りにフラッシュ無しで撮影したりしてくれます。当時のコンパクトフィルムカメラは暗くなると、すぐフラッシュを使いたがるものが多かったみたいですね。
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すごい特別な感じがする「ナチュラルフォトモード」ですが、実際には露出補正を+1か+2するというモードのようで、本当はiso感度800以上のフィルムを入れないと選べないのですが、露出補正を+1か+2してしまえば、同じという話です。
さて、わたしがこのカメラを気に入ってるところは、フィルムカメラ後期に発売されただけあって、なかなか優秀な露出計を搭載して、ポジフィルムでも問題無く使える所ですね。
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ネガもいいですが、ポジをこんなに気楽に撮れるのは楽しい…、ボディも小さくて軽いのでどこでも連れていけちゃうくらいです。
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終わりに
今でもなかなかの高額な値段で取り引きされてるカメラですが、小さいボディに色んな機能が詰め込まれている感じがあって、お値段するだけのことはあります。機会があれば、一度は持ってみるといいカメラかもしれません。
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